福岡の工務店で素晴らしい家づくりを達成するための指南!
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フルオーダーとセミオーダー、注文住宅を建てるとき、どちらがいいか迷ってしまうかもしれません。注文住宅の建て方は、自分の希望に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、フルオーダーとセミオーダーの特徴を紹介します。
フルオーダーは、家の仕様すべてを自由に決められる注文住宅の建て方です。家を建てるためには、間取り以外にも様々なことを決めなければいけません。たとえば、土地、設備、外装、内装など。細かい部分では、コンセントの位置や調理台の高さなど、様々なことを決めてはじめて家になります。
こうしたすべての要素を自分の希望に沿って作ってもらえるのがフルオーダーです。不動産会社や建築会社、インテリアコーディネーターといったプロにサポートしてもらいながら、自分たちの理想の家を形にしていきます。
自由に作れるならいいことしかないように思うかもしれませんが、実はフルオーダーの依頼方法は、誰にでも向いているわけではありません。フルオーダーに向いているのは、たとえば「ログハウスみたいな家にしたい」「中庭を作りたい」など、明確なイメージがある人です。細かいところまでこだわって作り込みたい人なら、フルオーダーのメリットを存分に活かせるでしょう。
フルオーダーで家を建てると、どこにもないオリジナルの家に住めます。デザインも仕様もすべて自分たちで決めたもの。世界中のどこにも同じものはありません。友達が遊びに来た時も、褒めてもらえることでしょう。文字通り自分たちオリジナルの家となるでしょう。
自分たちのライフスタイルに合わせて作っているため、使い勝手にも配慮されています。
細かいところを調整できることから、こだわりたいところと妥協できるところのメリハリをつけ、予算のコントロールができる点もメリットと言えるでしょう。
フルオーダーのデメリットは、大きく3点です。
まずは価格です。こだわればこだわるほど、価格が高くなります。設計に合わせた資材や設備を個別に仕入れるケースも多くなるでしょう。
二つ目のデメリットとして、時間がかかることが挙げられます。イメージを形にするため、何度も打ち合わせを重ねて、デザインや設計を作り込んでいく作業が必要です。工事の着手までに時間がかかります。また、施工スタートしても、そう簡単には完成しません。既成の住宅とはひとつひとつの工程が違うため時間を要します。入居するまでに時間の余裕が必要です。
最後に、完成した家のイメージがつきにくいこともデメリットと言えるでしょう。自分の頭の中にあるイメージと図面が同じなのか判断できません。モデルになる家もないため、具体的な形としての分かりづらさがあります。
セミオーダーは、ある程度のプランが決まっていて、デザインや設備などを用意された選択肢の中から選ぶ建て方です。住宅メーカーが間取りや構造、デザインなどベース部分の提案を数パターン作成しているため、自分のイメージに近いものを選べます。選べる箇所や選択肢の種類などが住宅メーカーによって異なります。ベースは決まっていて、設備や仕様をラインナップから選ぶスタイルも。住宅メーカーの特徴が大きく出るのがセミオーダーかもしれません。
セミオーダーに向いているのは、こだわりたいところがそこまで多くない人です。選べる自由度はあるので、ある程度のこだわりは通せます。こだわりが多くないのにフルオーダーでは過剰です。セミオーダーで選ぶポイントと費用を抑えると満足感のある家づくりができるでしょう。
また、家のイメージがぼんやりしている人にも向いています。ベースを提案してもらえるので、ゼロから作るよりも完成した家のイメージがしやすいでしょう。
セミオーダーのメリットは、フルオーダーと比較して価格が抑えられていることが挙げられます。基本のプランが決まっているため、デザイン料、設計料、材料費など、様々な部分で節約が可能です。価格がある程度決まっており、予算を立てやすく、落ち着いて家づくりできます。
家のイメージが定まっていなくても、ストレスなく家づくりを進められる点もメリットです。また、基本設計ができていることから、打合せの時間や施工に要する時間もフルオーダーほどかかりません。比較的早く入居できるでしょう。
セミオーダーのデメリットは、自由度です。フルオーダーと比較すると、大きく自由度は下がります。自由が限られている点がメリットでもありデメリットでもあります。自由度に対する価値観がセミオーダーとフルオーダーの選択ポイントになるでしょう。
打ち合わせをする中で、設備のグレードアップやオプションなど、基本プランからの変更点が多くなると、価格が膨らんでしまうこともあります。最初は明確なこだわりがなかったものの、打合せをしていく中でイメージができてくると、セミオーダーでは物足りなくなることがあるかもしれません。
規格住宅は、間取りや設備が決まっている規格の中から選ぶ建て方です。オプションなどで変更できる部分もありますが、セミオーダーほどの大幅な変更はできません。断熱材や壁紙、外壁の色など、資材を選べることが多いです。間取りやデザインは住宅メーカーによって特徴がありますが、一般的に多くの人が不自由なく使えるようになっています。
規格住宅に向いているのは、家を建てるのに時間やコストを抑えたい人です。また、こだわりがあまりなく、たくさんの選択肢から選んだり、ゼロから作ったりという方法だと悩みすぎてストレスになりそうな人にも向いているでしょう。個性的なデザインより、普遍的なデザインが落ち着くという人なら、規格住宅を選ぶことで、費用を抑えた注文住宅づくりができるでしょう。
規格住宅は、価格の安さが大きなメリットのひとつと言っても過言ではないでしょう。デザインや間取りが決まっているため、イレギュラーがほとんど発生せず、その分価格を抑えられます。また、完成した家のイメージがつきやすいです。モデルルームや写真などで完成形を見られることもあります。セミオーダー以上に打合せに時間が必要なく、施工もスピーディに進むため、ここまでに紹介した3つの建て方の中でも早く入居することが可能となっています。
規格住宅は、自由度が極めて低いです。自分たちのライフスタイルに合わせた家ではなく、万人向けの家になってしまいます。限られた選択肢から選ぶ建て方なので、オリジナルの家にはなりません。賃貸や売却をするときは、万人向けのデザインがいい評価につながりますが、こだわりの家を作りたいのに規格住宅を選んでしまうと、家づくりの満足度が下がる場合もあるので注意が必要です。
坪単価
29.9~39.8万円福岡にある工務店を調査した中で、坪単価最安値(2021年5月時点)で完全自由設計の注文住宅が建てられます。耐久性・耐震性に優れた木材を使用し、高気密・高断熱の住宅を提供。
引用元:吉源工務店 公式HP
(http://yoshimotokoumuten.com/case/こだわり空間の家)
坪単価
40.5万円~40種類から選べる設計プランで、ライフスタイルに合わせて細かい要望にも幅広く対応します。制震ダンバーを採用し、耐震性能に優れた家作りが得意です。
引用元:昭和建設 公式HP
(http://www.showacr.co.jp/results/works/予算内で期待を超える家を目指して/)
坪単価
60.0万円~無垢材と漆喰を使用した体に優しい家づくりを行なっている健康住宅。自然素材を使いながら高い断熱性を誇る性能面も魅力のひとつです。
引用元:健康住宅 公式HP
https://www.kenkoh-jutaku.co.jp/works/2570.html
※一級建築士が在籍している且つ長期優良住宅に対応している工務店の中で、坪単価の安い順に掲載しています。(2021年5月時点の調査情報)
※坪単価は条件によって変わるため、詳細については各社へお問合せください。
※各社の坪単価は下記の情報を参照しています。
吉源工務店:吉源工務店公式サイト(http://yoshimotokoumuten.com/)
昭和建設:SUUMO(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_showacr/jitsurei/J11/)
健康住宅:SUUMO(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_084903/)